
大阪の三番街にあるインデアンカレーをご存じでしょうか。(僕は、インディアンカレーだとつい昨日まで思っていました。)カレー好きに限らず、一度食べるとどうしても忘れられない味のカレーショップです。おいしいカレー屋さんは、世の中にはたくさんありますが、中毒性のある一度食べたらどうしてもまた食べたくなるカレー屋さんというのは、僕のなかでは、実はこのインデアンカレー (僕は、 インディアンカレー だとつい昨日まで思っていました。) 以外にはありません。
三宮のサボイなどとはまったく違ったカレーの味わいで、比較的さらさらなルーに、少しばかりの牛肉。つき合せは、インパクト抜群の甘酢漬けのキャベツのピクルスです。そしてなにより、カレーのルーですが、一口目はとても甘いと感じるのですが、すぐに辛いが襲ってきて、 甘い辛い甘い辛いの連続波状攻撃です。 なんとも脳の理解がおいつかない味わいです。
インデアンカレー (僕は、 インディアンカレー だとつい昨日まで思っていました。しつこいね笑) の魅力は、なんといっても、この複雑なのかシンプルなのかわからない甘さと、あとから時間差で来る辛さのバランスです。そして、ルーがさらっとしていることで、余計にのどをすっと通っていくキレでしょうか。
なんとか、自宅でも再現できないものかと考えましたが、どうしても想像では再現できそうになく、ネットで調べてみると、いくつかのレシピがあったのですが、私は、こちらのレシピを再現してみました。














味はというと、途中の段階では少し辛いかなあ、すっぱいかなと思ったのですが、桃缶詰の残りのシロップをすべて追加投入したことで、すこし味が整ってきました。おそらく、ソースコの代わりにいれたウスターソース(濃い口)のバランスが悪かったのではないかと思っています。
あと煮込めば煮込むほどに、どんどん辛さもなじんで、酸っぱさもなじんで、正直とてもおいしいカレーになりました。
時間をおいて、夜になるとさらに、味わいが深くなり、おいしさも増しました。
インデアンカレーそのものには勿論ならないのですが、その雰囲気は十分に彷彿できる味わいとなっているこのレシピ、考えた方はさすがだなって思いました。⇒大阪風甘辛ソースコビーフカレー
あとは、裏ごしすれば、もっと大阪インディアンカレーに近づくのではないかと思いました。
ただ、考えてみたら、レシピでは、ニンニクとショウガをすりおろしとの指示だったのですが、ショウガをあらかじめ細かく刻んだ冷凍のものを使用したため、にんにくも同様に、細かく刻んで入れたことを思い出しましたので、次回は、ちゃんとレシピ通りに、すりおろして作ってみたいと思います。さらにソースコも手に入れて、次回こそレシピ通りいってみたいと思います。それでもどろっとしているようであれば、水を足して、最後裏ごししようかなと思います。
本当にド素人のカレー作りではありましたが、料理の面白さを知るいい機会になりました。また、挑戦してみます。