ラムダ株とDNAワクチン

コロナウィルスの話。現在は、デルタ株が猛威をふるっている。日本列島もかつてないコロナウィルス感染拡大の局面を迎えている。
そんななかで、さらなる変異ウィルスとして、ファイザーや、モデルナのワクチンの効き目が弱い、効きにくいと言われているラムダ株が新たな脅威となる可能性が指摘されている。

ブレークスルー感染

ウィルスはどんどん変異をしていき、ワクチンに対する耐性を高めている。いま、副反応をなんとか織り込みながら無理くりワクチンを接種している国民にとって、それが効かないかもしれないワクチンの変異種は、恐ろしすぎる。

南米発・ラムダ株はどれだけ怖いのか、豪ウイルス学者が解説

ラムダ株の登場は、そうした変異が新型コロナウイルスの感染力を高めたり、ワクチンや抗体療法薬の有効性を弱めたりする恐れがあることを改めて浮き彫りにした。 WHOは、ラムダ株が世界の公衆衛生に対する新たなリスク要因になる可能性があるか注視して、「懸念される変異株」に格上げすべきかどうかを判断することになる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b97afd85e02eee3fc22df870a69b9cf503e689f2?page=1

なんとか、これらの変異種にも対応できるようなワクチンの出現はないものなのか。そういえば、以前注目されていた大阪発のワクチン「アンジェス社のDNAコロナワクチン」のことがあまり話題に上らなくなってきた。

このDNAワクチン、効き目は低いが副反応も少なく、さらに変異種にも対応できるワクチンという触れ込みであったと記憶している。あのワクチンは、いったいどうなってしまったのだろう。

DNAワクチンとは?
新型コロナウイルス感染症向けDNAワクチンは、SARS-CoV-2ウイルスの感染の足掛かりとなるタンパク質である、スパイクをコードするプラスミドDNAワクチンであり、感染の予防あるいは重症化の予防が期待されます。ウイルス表面のスパイクのみを体内に発現させ抗体を作るため、病原性がなく安全である。

https://www.anges.co.jp/progress/

アンジェスのホームページに現在の進捗状況がアップされていましたので、ここで共有しておきます。え?こんなに遅いのって言うのが、正直な気持ちですが、一方で、長期戦になった場合のゲームチェンジャーになるのではないかという保険としての期待感もこのワクチンにまだあるのも事実。
新型コロナウイルス DNA ワクチン: 高用量製剤での第 1/2 相臨床試験接種開始

マスクをつけて生活することに慣れてきたとはいえ、それでもやはり不快感は否めない毎日。職場でたまったストレスを発散される場所も利用も制限され、なんだかスッキリしない毎日。昨日の千葉真一さんの訃報にもあるよう、コロナウィルスによって残念ながら命を落とす方もいらっしゃいます。コロナウィルスに負けるな自分、負けるな家族、負けるな日本、負けるな世界。なんのなぐさめにもなりませんが、私自身としてはこの言葉を胸にもう少し辛抱して日々の生活をおくるつもりです。